ラーメンから始めるマンション構造

朝ドラが「まんぷく」になってから毎朝楽しく拝見させて頂いています。

今のところ「まんぷく」の中では主人公達が塩づくりに精を出している最中で、最近は安藤さんに子供が生まれました。めでたいことです。

さて、「まんぷく」はインスタントラーメンを生み出した日清食品創業者の安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルにした夫婦の物語。

という事で、今回はラーメンのお話からはじめていきたいと思います。

 

ラーメンとはいってもヌードルのラーメンではなく、マンションのラーメン構造なんですけどね!!

 

ラーメン構造と壁式構造

ラーメン構造、もしくは壁式構造という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

構造と名前が付いている通り、建物の構造に関係する言葉なのです。構造によってマンションの性質や方向性が違ってきます。

今回はその2つの構造について解説していきましょう!

 

ラーメン構造とは

今回出てくる「ラーメン」は中国語でも日本語でもありません。ドイツ語で「枠」だとか「額縁」という意味を指す言葉になります。

床を支えて垂直方向に建つ柱、その柱をつなぐために垂直方向にかけられる梁(はり)で構成されるシンプルな構造です。

注意して見れば身の回りにもたくさん溢れていて、4本足のイスだとかテーブルなどもラーメン構造と言えますね。

柱と梁との接点をしっかり接合することによって、耐力壁や筋交いを入れなくても耐震性を確保することができるのでマンションでもよく見られます。

柱・壁のフレームで耐力を出すので、強固な壁を必要とせず間取りの自由度を高めることが出来ます。リノベーションの際に間取りを変更する場合などはラーメン構造だと幅が広がります。

ただその分、柱や梁がたくましくなるので、室内に出っ張りが出てくる場合もあります。家具などの配置に工夫が必要な時は事前にサイズ等を測っておいた方が良いでしょう。

 

壁式構造とは

壁式構造は比較的低層のマンションに多く見られます。

ラーメン構造との大きな違いは、ラーメン構造が柱・梁の「線」でかかる力を受けるのに対し、壁という「面」で力を受けることです。壁式構造では基本的に柱や梁はないため、室内はすっきりとした空間になり、家具の配置もしやすくなるかと思います。

厚みのある耐力壁を使う事で防音・遮音・断熱性が高くなることも魅力の一つですね。

また、壁式構造は、壁をがっしりと厚く頑丈につくるため、地震に強い構造です。阪神淡路大震災ののちの調査で、古くても被害があった壁式マンションはほとんどなかったことがわかっています。

しかし、壁で力を受けるため、大きな開口部(窓)を設けることは難しく、開口部の大きさに制約が出たり、リノベーション等の間取り変更で既存の壁を取り払うことができません。

 

 

ここまで読み進めてくると一つの疑問が出てくると思います。

「ラーメン構造と壁式構造を混ぜればいいんじゃないの??」

もちろん御座います。

その名も・・・・・・・   耐震壁付きラーメン構造!!(そのまんまですね)

耐震壁付きラーメン構造はラーメン構造と壁式構造の良いとこどりの構造で、耐震性に不安がある部分に耐力壁を併用する事で強度を増すことができ、柱や梁のサイズを小さくすることが出来ます。

マンションはもちろん、一般的な鉄筋コンクリート造の建物で多く採用されています。

特にマンションは住戸と住戸の境目の壁を耐震壁とすることが多いですね。(窓もつけなくていいですし、リノベーションで取っ払う事もありませんので)

 

まとめ

今回ご紹介した3つの構造の他にもブレース構造などもありますが、まずは基本的な2つ+αをご紹介しました。

どちらも一長一短なので、どっちが良いとは言えません。

1つ決まっている事を強いてあげるのであれば

「ラーメンは美味しい!!(特に豚骨)」

という事でしょうね!!!それでは!!

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