前回の記事の続きです。
解説するにあたって、登場人物の基本情報です。
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青山一郎(30歳)→年収:450万円
青山花子(27歳)→年収:180万円
青山 愛(2歳)
金融機関Aの審査金利→4% 返済負担率の上限→35%
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STEP3.月々131,250円が一体住宅ローンの借入額にするといくらになるか計算してみましょう。
一郎さんは30歳ですので、借入期間、最長の35年間で借りることにしましょう。
ちなみに、多くの金融機関の借入期間の最長は35年です。
40年等もありますが、一般的には35年です。
また、住宅ローンの完済年齢を80歳未満と設定しているので、
最長で借りたい場合は、「35年」か「79歳-自分の年齢」かのどちらか短い期間となります。
よって、「35年」借りたいとなると、44歳までにローンを組む必要があるのです
当たり前ですが、借入年数を短い年数に設定するにしたがって、月々の返済額が大きくなります
または、借入金額を減らす必要がでてきます。。
ちょっと、話が脱線しましたが、元に戻りましょう。
「借入期間35年」で、「金利4%」で「100万円」を借りた時の「月々の返済額は4,427円」となります。
一郎さんは、月々131,250円までは返済可能という事になっていますので、
まず、131,250円を4,427円で割ります。
131,250円÷4,427円=29.647…
4,427円は100万円を借りた時の返済額ですので、
29.647…へ100万円を掛けます。
29.647…×100万円=2,964万円… となります。
したがって、一郎さんの借入上限は2,946万円となるのです。
ところで、「年収が450万円の人に月々の返済額が、131,250円とは厳しくない??」
と、思っている方もいるでしょう。
これは、実際の返済額ではないのです。
基本情報をよく見てください。
「審査金利」が4%と書いてあります。
これがミソなのです
次回は「審査金利」についてお話ししたいと思います。
では、この辺でさようなら~
併せてお読みください
自分の借入可能額をご存知ですか? 前編
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